GREGORY / グレゴリー
幼少期から始まった、
ウェインとバッグのストーリー。
彼が初めてのパック製作に着手したのはわずか14歳。
生涯をかけたその試行錯誤が、後のバックパックの基礎となっていく。
前身サンバードからグレゴリー設立へ
後のグレゴリーの創業者であるウェイン・グレゴリーは、当時結婚したばかりの妻スージーと、
たった2名の仲間とともにガレージブランド「サンバード」を1970年に設立。
腰に荷重を分散する新たなエクスターナルパックを生みだすべく、
試行錯誤を繰り返したのだった。だが、サンバードの設立から3年、ウェインは岐路に立たされていた。
彼らが考案したヒップキャリータイプの自社製エクスターナルパックは、ベルトに大きな問題を擁していた。
ヒップベルトを固定し、長時間背負い続けると腰周辺に痛みが生じ、転じて中心軸を持たせることで腰の動きと連動する
ピポット方式を取り入れると、荷重が逃げ、疲労の原因になることがわかった。
こうした問題が重なり、サンバードは解散を余儀なくされ、
以降ウェインはフリーランスデザイナーとして寝袋やテント、
さらにテクニカルウエアなどを手掛けるようになる。だが、パックへの思いが潰えることはなく、
サンバード解散から4年後にあたる77年、自身のファミリーネームを冠した新ブランド、
グレゴリーマウンテンプロダクツをスタートさせる。
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