工場01

【工場見学レポート】

1粒1粒に愛を込めて。

タマチャンショップのナッツが美味しい理由。

手軽に食べられて、おやつやおつまみに大活躍。料理やお菓子の材料としても人気で、その健康効果の高さはメディアにも注目され、テレビや雑誌ではたびたび特集が組まれる。栄養いっぱいで、「天然のサプリメント」と呼ばれている……

ここまで聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

 

そう、答えは「ナッツ」

 

いつでもどこでも手軽に食べられて美味しいナッツは、昔からお酒のおつまみとして活用されていましたが、最近では栄養豊富なヘルシー食材としても注目されるようになり、人気がグッと高まりましたよね。

  「無人島に、なにか1つ持って行くとしたら何?」と聞かれたら、迷わず「ナッツ!」と答えたいくらい、私もナッツが大好きです。

 

そんなナッツはタマチャンショップにとって、もはや相棒のようなもの。

ミックスナッツ

オサカーナ

看板商品である 『ななつのしあわせ ミックスナッツ』 を代表する『しあわせナッツ』シリーズや、いま話題の 『OH!オサカーナ』 シリーズなど、タマチャンショップの人気商品には必ずといっていいほどナッツが使われていて、切っても切り離せない存在です。

 

タマチャンショップのナッツの魅力は、なんといってもその美味しさ!

 

特に7種のナッツを配合した『ななつのしあわせミックスナッツ』は、ファンの皆様から「一度食べると止まらない!」「他のナッツには戻れない!」という嬉しいお声をいただきます。

かくいう私も、ファンの1人。どのナッツも味わい深くて、一度食べると病みつきになってしまうんですよね。

 

タマチャンショップのナッツがこんなにも美味しい理由、知りたいと思いませんか?

 

2019年8月某日。 そんな好奇心を胸に私たち取材班が訪れたのは、なんとタマチャンショップのナッツの加工工場! そこはタマチャンショップのナッツの秘密がたくさん詰まった、(特に私にとっては)夢のような場所でした……。

というわけで、今回はナッツ工場の潜入レポート! 皆様に、タマチャンショップのナッツが美味しい理由をたっぷりご紹介します。

 

●いざ工場へ潜入!タマチャンショップ・ナッツの秘密に迫る!

工場外観

訪れたのは、西日本の某所にあるナッツの加工工場。

 

ここでは、『しあわせナッツ』や『OH!オサカーナ』シリーズで使われているナッツの加工が行なわれています。

 

以前の記事で、タマチャンショップのナッツが収穫地・カリフォルニアから日本に出荷されるまでの工程について取材しましたが (→詳しくはこちら!)、 この工場では、そうして日本に入ってきたナッツを改めて品質チェックして、商品としてお客様に届ける前の最終加工が行われています。

 

インタビュー01

インタビュー02

本日案内してくださったのは、山本さんと古川さん。 よろしくお願いいたします!

 

さっそく中へ入るその前に、きちんと見学用の服にお着替え。

 

工場01

工場02

しっかり手を洗い、エアシャワーを浴びたら、さあ中へ!

一歩踏み入れると工場内は、ほんのりナッツの良い香りが……。

工場03

まず案内されたのは、アーモンドの選別作業場。

 

世界各地から届いたアーモンドは、痛んだりカビが生えたりしていないか、割れているものがないか入念にチェックされます。選別作業を行うのは、機械と人。

 

古川さん 機械でもっと細かく選別することもできますが、時間がかかってしまいます。かといって早く選別することを優先し過ぎると、クオリティが荒くなってしまう。それにいくら機械といえど、完璧ではありません。最終的には人の目も使ってより細かく異物や形の悪いナッツを取り除いていくのが、一番効率の良いやり方なんです。

工場04

工場05

そう説明なさっている間にも、目にも留まらぬ速さでアーモンドが選別されていきます! 機械と人間、それぞれの良いところを活かして、選別精度を高めているんですね。

 

実はこの選別作業、収穫から袋詰めされるまでに合計3回も行われているというから驚きです。数回に渡って細かく選別されることで、お客様に質の良いキレイなナッツをお届けすることができるのです。

工場06

今回の取材には、タマチャンショップの代表・田中(通称:キャプテン)も同行。大量のナッツに満足の表情です。

 

選別工程を終えたえりすぐりのナッツ達は、一度保管庫に移されます。庫内は涼しく、一定の温度に保たれているのですが、極端に冷えすぎていないのも品質管理のポイント。

 

あまり温度を下げすぎると、いざナッツをローストしようとした際に外気との温度差でナッツに結露が生じて使いづらくなるので、あえて冷やしすぎないようにしているそうですよ。

 

ちなみに、選別作業で弾かれてしまったナッツがどうなるのか気になりませんか?

工場07

写真のような虫食いやカビなど、明らかに品質に影響があるものは安全のため処分されます。しかし、欠け・割れ・形の不揃いなど、単に見た目で除外されたいわゆる“訳アリ品”は、品質自体には問題が無いので、細かく砕いて別素材として再利用されるのだそう。

 

突然ですが、ここでクイズです! 「ナッツの大敵」って一体なんだと思いますか?

 

それは「酸化」。ナッツはオメガ3脂肪酸といった美容や健康に欠かせない油を豊富に含んでいますが、この油はとても酸化しやすいのが特徴です。

 

酸化の程度がナッツの美味しさを左右するといっても過言ではありません。 そこで、この工場ではナッツの酸化をいかに抑えるかの工夫が随所に施されていました。

 

たとえば、次に案内されたロースト作業場でも……

工場08

ここでは1日に約3.5トンものアーモンドがローストされています。

 

先ほどの保管庫にあったアーモンドも、ここでローストされていきます。この日は『OH! オサカーナ』に使われるアーモンドをローストしている最中でした。

 

中に入ると、モワッとした熱気が顔を覆います。絶えず機械でローストを行うこの部屋では、室内の温度が40度になることもあるんだとか。

 

熱気に包まれた機械の小窓からそっと中を覗くと、まるで湧き出るようにアーモンドが飛び跳ねているではありませんか!

工場09

古川さん ここでは熱風を循環させてナッツをローストしています。このやり方だと、焼きムラなくきれいにローストできるんですよ。 各ナッツごとに、ローストの時間や温度などを細かく調整して、それぞれの美味しさが一番引き立つようにしています。ロースト時間が短ければ軽い味わいに、長ければそれだけ香ばしく深い味わいを作ることができるんです。

 

ピョンピョンと軽快に飛び跳ねるアーモンド達。まるで踊っているかのようなその姿に、しばらく目が離せませんでした。

 

ローストされたナッツは、すぐに粗熱を冷まして箱に詰めます。ロースト後すぐに冷却するのが、旨味を閉じ込め、酸化を防ぐポイントです。

工場10

重厚な扉の先は、冷蔵室。ここに保管されているのは、ローストされたナッツと届いたばかりで選別前のナッツです。

 

先ほどの保管庫とは異なり、とても良く冷やされた室内は空気もカラッと乾燥しているよう。

工場11

それもそのはず。ナッツの酸化や品質劣化が起こらないよう、室内では温度・湿度が一定に保たれていました。ロースト後の保管をここまでこだわるところは、なかなかないそうです。

 

お客様に少しでも美味しいナッツを届けるために、細かなところまで品質保持を徹底する。それが、タマチャン・クオリティ!

 

こうして徹底的に管理のなかで加工されたナッツ達は、袋詰めされ、皆さまのもとへ届けられるのです。

 

ちなみに、「岩塩仕立て」などのフレーバーがつくものは、この後に味付けの工程へ進みます。

工場12

味付けに使うのはこちらのマシン。12kgものナッツをたった数十秒で味付けすることができるスゴいやつです。

 

●本邦初公開!? 貴重な試食現場に同行!

さて、一通り工場内を見学させていただいた後、古川さんが何やら袋を沢山持ってきました。

工場13

よく見ると、それはなんと発売前の試作ナッツ達!(※取材当時) 今回は貴重な試食の機会に立ち会うことができました。

 

試食したのは『OH! オサカーナ』の新作「韓国キムチとスルメイカ味」と、『ななつのしあわせミックスナッツ』の「欧風バジル味」「和風のりしお味」の3種類。

 

工場14

味わいは商品の印象を左右する重要な部分。キャプテン田中、とっても真剣な表情になっています……! 一つ一つ、袋を開けて香りや味を確認していきます。

工場15

キャプテン田中このナッツはもう少し味を薄くして……こっちはもうちょっと風味が強くてもいいかな。

 

手際よく、そして繊細に味の最終調整が行われていきます。

 

実は味つきのミックスナッツは、7種類のナッツをすべて一緒に加工するのではなく、ナッツの種類に合わせて1種類ずつ微妙に味の濃さを変えているんだとか!

 

タマチャンショップが意識しているのは「飽きのこない味」。最後まで美味しく食べていただくためには、濃すぎても薄すぎてもダメ。食べれば食べるほどクセになる理由は、味付けのこだわりにあったんですね。

 

私たちも早速、試食させていただきました!。 まずは『OH! オサカーナ』の「韓国キムチとスルメイカ味」の、アーモンド。

工場16

ピリッと効いた唐辛子が、食欲をそそります。香ばしいアーモンドとよく合っていて、美味しい……!

次に『ななつのしあわせミックスナッツ』から「和風のりしお味」。

工場17

口に入れるとふんわり磯の香りが。あっさりした塩気でパクパク食べられます。のりとナッツという、ありそうでなかった組み合わせがとても新鮮です。

最後もミックスナッツ。こちらは「欧風バジル味」!

工場18

見た目は先ほどの「和風のりしお」に似ていますが、噛んだ瞬間、口の中に豊かなバジルの香りが広がりました。ピリッと塩気も効いていて、サラダのトッピングやお酒のおつまみにも合いそう。

 

さて、3種類を試食してみたものの、どれも美味しいな~~と堪能するばかりで、全く開発の参考にはなれなかった取材班。ただ発売が待ち遠しくなるばかりでした。

 

●1粒のナッツに、沢山の想いを込めて。

ナッツが家庭に届くまでに、本当にたくさんの工程を経ていることがわかりましたね。その工程一つ一つに、想像以上のこだわりや技術が活かされていて、私たちも終始驚きの連続でした!

 

取材に協力してくださった工場の皆さま、どうもありがとうございました!

 

タマチャンショップのナッツが美味しい最大の理由は、こうした手間ひまの数だけ、関わっている多くの人たちの情熱が、ナッツに詰まっているからかもしれませんね。

 

「美味しいナッツを届けたい!」 ナッツ1粒1粒に、そんな願いがしっかり込められています。そんなナッツは、食べた人に元気を与える、まさに「しあわせ食」。

 

まだタマチャンショップのナッツを食べたことがない!という方は、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

タマチャンショップでは、これからも皆様においしい「しあわせ食」をお届けできるように日々励んでまいります! 今回試食した新作のナッツ商品も近日発売予定ですので、どうぞお楽しみに。