1.体温調節が難しい
ふわふわで温かい裏起毛ですが、常時20℃前後にエアコンで温度設定している保育園では、
室内遊びをしているうちに、顔を真っ赤にさせている子供はたいてい裏起毛を着ています
2.汗を吸収しない
そんな顔を真っ赤にさせた子は汗をかきますが、その汗は衣服が吸収してくれるどころか
肌の表面に残り続けます。すると、その汗は冷えていき、
子供は急に寒さを感じぶるぶる震えだします。
夏に、ブラトップに残り続ける汗を想像すれば、ママたちも容易に理解できるかと思います
3.肌に悪い
裏起毛は、ほぼポリエステル100%です。
買ったばかりのころは、ふわっふわで肌との摩擦を感じることなかった裏起毛でも、
数回着ているうちにごわごわになっていき、肌と衣服の摩擦が、
肌に悪影響を与えていくことは間違いありません。
また、上記のとおり、汗が肌に残り続けることにより、
未発達な子供の汗腺はダメージを受け続け、肌荒れの原因になっていきます。
子供は、ちょっとしたことが引き金となって、接触性皮膚炎などアレルギーを引き起こしたりします
そのほか、静電気が起きたり、着れるシーズンが短かったり、、、とデメリットがたくさんあります
これほど、デメリットばかり目立つのに、
では、なぜ、店頭は裏起毛がずらりと並ぶのでしょうか??
私たちが知る限り、お手頃な価格のプチプラ子供服専門店ほど、裏起毛の取り扱いが多いです。
秋冬の子供服に裏起毛が多い理由
1.売れるから
今、3児の母親である私自身も、1人目育児のときは裏起毛のデメリットを知りませんでした。
なぜなら、自分が普通に裏起毛の服を愛用していたし、
おじいちゃんおばあちゃんも「もっと暖かいお洋服着せてあげなさい」と
裏起毛の服をたくさん買ってくれたからです。
「子供に暖かいかっこうをさせないといけない」という使命感が、
裏起毛が支持される一番の理由です。
2.生地のコストが安いから
裏起毛は安いです。よって、製品コストを抑えることができます。
保育園着はとにかく枚数が必要なので、プチプラな子供服専門店でそろえることが多いと思いますが、
そのようなお店ほど、価格を抑えるために裏起毛を多数取り扱います。
綿100%の良い裏起毛に出会えたときを除き、私たちはできる限り裏起毛を取り扱いません。
しかし、裏起毛が支持される上記の理由に目を向け裏起毛代わりになる「暖かい子供服」を
作りたいと思い、製品づくりをしています。
そして、たくさんのアンチ裏起毛の親御さんがたから支持されているのが、
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