カラーコンタクトレンズって?

カラーコンタクトは「高度管理医療機器」

カラーコンタクトレンズ(以下、カラーコンタクト)は、薬事法において「高度管理医療機器」に分類されており、日本国内で高度管理医療機器を製造・販売するためには厚生労働大臣の承認が、販売するためには都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務付けられています。

また、お客様の安心のため、当店で取り扱っているカラーコンタクトは全て日本の規格基準に則った商品で、規格外のものは一切取り扱っておりません。

販売の許可


許可番号第18N00073号
販売管理責任者:西原良和

モアコンは販売の許可も取得しており、販売管理者も設置しておりますので、安心してお買い物をお楽しみください。
購入前に眼科での検診をおすすめしています

眼科検診の受け方・内容

  1. 近くの眼科を探す
  2. まずは、お近くの眼科にお問い合わせください。問い合わせをせずとも、来院したら検査をしてくれるところがほとんどですが、事前に確認しておくと安心です。
    検診費用は保険証持参で初診で1,500〜2,000円、再診で300〜600円が目安となります。ただし、目薬などを処方された場合は薬代がプラスされます。
  3. 眼科に受診内容を伝える
  4. 眼科には下記のようにお伝えください。

    度ありカラーコンタクトを購入しようと思うが、初めてなので目の状態と自分の度数を教えて欲しい
    3ヶ月前からカラーコンタクトを使用していて、現在の瞳の状態が知りたい
  5. 受診する
  6. 眼科検診では、視力の測定や瞳に傷がないかなど眼の健康状態を総合的に調べてくれます。度数が合っているか、コンタクトレンズを装着しても問題ないかを聞いてみるのも良いでしょう。 また、レンズを持参すると、雑菌が繁殖していないか、傷がないかなども顕微鏡で確認してくれますので、希望する場合はレンズを持参してください。

    眼科検診はつい面倒に感じてしまいがちですが、快適なカラーコンタクトライフを送るには必要不可欠ですので、定期的に受けるよう心がけてください。

定期検診のすすめ

継続してカラーコンタクトをご使用される方は、3ヶ月に1度を目安に眼科で検診を受けられることをおすすめします。

■定期検診をする理由
  • 目の健康の確認
  • カラーコンタクトに限らず一般的にコンタクトレンズは、裸眼の状態に比べて少なからず目に負担がかかっています。
    また、目は非常にデリケートですので、軽い刺激でも角膜に傷がついてしまうこともあります。
  • 眼障害、眼病の予防
  • 自覚症状がないまま慢性的な酸素不足や角膜の損傷が深刻化すると眼障害に繋がってしまう恐れがありますので、自分の目がコンタクトレンズを使用できる状態にあるのかを専門医にチェックしてもらう必要があります。
  • 視力の確認
  • 度ありカラーコンタクトをご使用される方は、視力が下がっていないかを確認することも必要です。
    視力の低下は生活習慣やストレス、加齢など、様々な要因によって知らず知らずのうちに進行することがありますが、なかなか自分では気付くことができません。
    自分に視力に合っていない度数のカラーコンタクトを継続使用されますと逆に視界がぼやけたり視力が余計悪くなったりと、様々な弊害も発生します。

眼科医の検診・処方

当店ではコンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズを初めて使用される方への販売はいたしておりませんので、予めご理解ご了承下さい。

目にあわないコンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズの装用はさまざまなトラブルの原因になります。レンズの度数はもちろんのこと、人によって目の表面のカーブなどが異なるため、レンズのフィット具合も調べなければなりません。

角膜や、まぶたに病気がある場合、ドライアイやアレルギー体質である場合は、コンタクトレンズ装用によって病状が悪化したり、他の眼病を引き起こすこともあります。快適で安全な装用のため、眼科医の検診と処方は必ず受けるようにしてください。

定期検診も重要

眼障害の多くは初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、痛みやかゆみを感じ始めた頃には、病状が進行していることがあります。眼科医の指示に従い、3ヶ月に1度を目安に必ず定期的に検診を受けるようにしてください。

何か異常を感じたらすぐ眼科へ

レンズの装用前に目ヤニや充血や異物感がないか確認をして、少しでも異常が認められた場合装用を中止して眼科医の診察を受けて下さい。
カラーコンタクトの取り扱いについて

コンタクトレンズについて

コンタクトレンズは装用する度に清潔に保ち、装用しない場合は必ず清潔な保存液につけて涼しい場所で保管してください。

コンタクトレンズの装用期間と取扱い方法は眼科医の指示に基づき、添付の取扱い説明書をご参照のうえ正しくお使いください。万が一、目に異常を感じられた場合は直ちに装用を中止してかかりつけの眼科医にて至急診察を受けてください。

1日の装用時間は最長で8時間以内でお使いください。初めてコンタクトレンズを使用される場合、はじめの3日間は2-3時間程度その後、眼に違和感・異常などがない場合は1日1時間ずつ延長し装用していきます。

必ずレンズにあったケアを行い、コンタクトレンズを清潔に保つようにしてください。

度ありレンズについて

コンタクトレンズをご購入の場合は必ず眼科で検診を受け、処方されたデータに基づきお買い求めください。

眼科の定期検診は3-6ヶ月に1回は必ず受診してください。レンズの種類や処方データの変更をなさる時は、眼科医の指導のもと行ってください。

眼にかゆみ、異常などを感じられた場合は、そのままにしておかずに、必ずかかりつけの眼科医にて早めに受診されることを強くおすすめします。

正しい装用時間・期間

1日の装用時間(最長1日8時間が標準)は眼科医の指示に必ず従い、指示された時間を過ぎないようにご注意ください。

レンズに設定されている装用期間(1日、2週間など)実際に装用した日数ではなく、パッケージを開封した日からの日数となります。装用時間と装用期間を守っていたとしても、目・レンズなどに異常がみられる場合は装用を中止して眼科医による診察をすぐに受けてください。

破損・欠損があるレンズ

万が一レンズが破損した場合は、直ちに装用を中止し、異物感や痛みなどの自覚症状がなくても、速やかに眼科医の診察を受けてください。

装用前に、レンズの破損・欠損などの不具合がないか確認をしてから装用をしてください。
不具合が見つかったレンズは絶対に装用しないでください。

レンズの凍結

コンタクトレンズと一緒に入っている保存液は液体ですので、真冬の寒冷地(氷点下になるような場所)では凍結した状態で届く可能性がございます。

お湯で解凍するとレンズが変形する可能性がございますので、絶対におやめください。

保存液が凍っている場合は、交換対応をさせて頂きますので、商品到着より3日以内にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

なお、レンズの品質に関するお問い合わせは、各商品の箱に同封されております取扱説明書記載の問い合わせ先へご連絡をお願いいたします。

レンズの貸し借り

レンズの貸し借りをすると、他人の眼障害に感染してしまう危険性がありますので絶対におやめください。

レンズを使用できない方

コンタクトレンズやカラーコンタクトレンズを使用できない病気や環境があります。ご使用前に必ず眼科医にご相談の上、以下の項目に当てはまる事がないか確認をしてからご使用ください。
    眼障害や眼病
  • 前眼部の急性及び亜急性炎症
  • 眼感染症
  • ぶどう膜炎
  • 角膜知覚低下
  • 眼瞼異常
  • 角膜上皮欠損
  • レンズ装用に影響を与える程度のアレルギー疾患
  • レンズ装用に影響を与える程度のドライアイ及び涙器疾患
  • その他医師が装用不適切と判断した疾患
    生活習慣
  • 医師の指示に従うことが出来ない方
  • レンズを適切に使用できない方
  • 定期検診を受けられない方
  • レンズの装用に必要な衛生管理が出来ない方
  • 極度に神経質でコンタクトレンズの装用に向かない方
    生活環境
  • 常時、乾燥した生活環境にいる方
  • 粉塵、薬品などが目に入りやすい環境の方
  • その他、眼科医が装用不適と判断した環境にいる方
カラーコンタクトの使い方について

カラーコンタクトを取り扱う前に

  • 爪の長さを確認する
  • 爪が伸びている場合はレンズを傷付ける場合がありますので、短く、丸く、滑らかに切ってください。
  • 手を清潔にする
  • 指先まで石鹸できれいに洗い、すすいだ後は水分が残らないように注意してください。

正しい取り扱いとケア

汚れたレンズを装用すると、アレルギー性の炎症や感染症のリスクが高まります。また、レンズの酸素透過性も低くなり、角膜に悪影響をおよぼす可能性もあります。

正しい取り扱いとケア方法についてはカラーコンタクトの使い方や、商品に付属の説明書をご覧ください。

ブリスターパックの場合

  1. 開ける前にパックを振る
  2. カラーコンタクトが入ったパックを軽く振り、レンズが保存液の中に入っているか確かめてください。
  3. フタをはがす
  4. パックとフタをしっかり持ち、一旦ふたを真上に引き上げるように少しはがしてから引き上げるようにゆっくり開封すると、ビニール膜が残らずきれいに開封することができます。
  5. パックからレンズを取り出す
  6. 保存液に人さし指を入れ、パッケージのカーブに沿うようにして指の腹でそっとレンズをすくい上げ、取り出してください。このとき、爪などでレンズを傷つけないように注意してください。

バイアル瓶(ビン)の場合

  1. 目印を探す
  2. ビンの側面、アルミ(銀色)の部分に、上向き矢印のマークがあります。
    マークを探し、矢印の方向へフタをつまみ上げあげます。
    ゆっくりと上フタをめくり上げてください。
    このとき、勢い余って上フタを完全に剥がさないよう注意してください。
  3. フタをはがす
  4. 片側(左右どちらでもOK)から、アルミ部分を巻き込むようひねりながら回すと、アルミ部分がきれいにはがれます。

    【ご注意】
    ビンのフタの金属部分で手を傷つけないようにご注意ください。 無理にフタをこじ開けようとしたり、間違った開け方をしようとすると、ガラスが割れたり金具で手を傷つける可能性がありますのでご注意ください。
    誤って金具が残ってしまった場合は、手や爪で無理やり外すとケガをする恐れがありますので、ペンチ等の道具をご利用下さい。
  5. レンズを取りだすため、保存液を半分捨てる
  6. 次のステップで保存液を流し込むレンズケースから液があふれないよう、ビンの中の保存液を事前に半分ほど捨てます。(レンズを一緒に捨てないように注意してください。)
  7. レンズを出す
  8. レンズケースのフタを開け、清潔であることを確認してからレンズケースにビンの中のレンズと保存液を流し込みます。(勢い良く流し込むとレンズが流れ出やすくなります。)

    【ご注意】
    ビンの中にレンズが残ってしまった場合は、もう一度新しい保存液をビンの中に入れて上記の方法でレンズをケースへ流し込んでください。
    レンズの表面が傷つく可能性がございますので、綿棒等で取り出すのはNGです。

レンズのつけ方

  1. 手を清潔にする
  2. カラーコンタクトをつける前にも、指先まで石鹸できれいに手を洗ってください。
  3. レンズを洗う
  4. 初回は着ける前に洗浄液でレンズをこすり洗いしてください。
  5. 指にのせる
  6. 利き手の人さし指にレンズをそっとのせます。このとき、レンズの裏表の確認を必ず行ってください。
  7. 裏表の見分け方
  8. フチがおわん型になっていれば表、反っている場合は裏返しになっています。裏表を確認する際に、レンズに傷ややぶれ等の異変がないかも確認してください。
  9. 目を大きく開く
  10. 利き手の中指で下まぶたを引き下げ、もう片方の手の中指で上まぶたを引き上げ、目を大きく開きます。
  11. レンズ装着する
  12. 人差し指にのせたレンズを黒目の上にそっとのせます。
  13. 黒目にレンズを密着させる
  14. レンズが黒目の正しい位置にのっていることを確認したら、ゆっくりと目を閉じます。
  15. 装着完了
  16. 2、3回軽くまばたきし、ずれていないか確認します。 【ご注意】 メイクは、レンズを装着してから行ってください。装着した後に痛みやゴロゴロとした異物感を感じた時には、すぐにレンズをはずし、もう一度すすぎ洗いをしてから装着し直してください。

レンズのはずし方

  1. 手を清潔にする
  2. カラーコンタクトをはずす前にも、指先まで石鹸できれいに手を洗ってください。
  3. 鏡を用意する
  4. 正面から鏡を見てレンズの位置を確認します。
  5. 目を大きく開ける
  6. 利き手の中指で下まぶたを引き下げ、もう片方の手の中指で上まぶたを引き上げます。
  7. レンズをずらす
  8. そのままの状態で、利き手の人差し指でレンズを黒目から下の白目へずらします。
  9. レンズを取り出す
  10. ずらしたレンズを人差し指と親指の腹で軽くつまんで取り出します。

    【ご注意】
    レンズが乾燥していたりして、はずれにくい時はまばたきを繰り返して涙を多く出すか、人口涙液またはソフトレンズ用目薬を使用し、レンズが動くのを確認してからはずしてください。
    レンズを装用したまま寝ないでください。必ずレンズをはずしてから寝てください。

レンズの洗い方

  1. レンズを手のひらにおく
  2. レンズを手のひらの真ん中におき、洗浄保存液を数滴たらします。レンズ全体が洗浄保存液にかぶる程度たらすと洗いやすくなります。
  3. こすり洗い
  4. 手のひらと人差し指でカラーコンタクトの両面とも20〜30回くらい「こすり洗い」をします。このとき、指の動きは前後に同じ方向に動かします。 円を描くようなこすり方はレンズを破損させることがあるので、必ず前後に動かしてください。
  5. すすぐ
  6. レンズを洗浄保存液で十分にすすぎます。

レンズの保存方法

  1. 清潔なレンズケースを用意く
  2. レンズケースを洗浄保存液で満たし、洗ったレンズをその中に沈めてください。
  3. つけおき消毒
  4. ケースのフタをしてそのまま決められた時間(ご使用の洗浄液の説明書をよく読みつけおき時間をご確認ください)つけおき消毒します。
カラーコンタクトの用語について

レンズ直径(DIA)

レンズ自体の大きさ(直径)を表す数値です。

着色直径

レンズの色がついている部分の直径を表す数値です。

ベースカーブ(BC)

レンズのカーブの度合いを示す数値で、数値が小さいほど、カーブがきつく、大きいものほどゆるくなります。

ソフトレンズの場合には、数値を完璧に合わせなくても大丈夫な場合がほとんどですが、BCが合わないレンズを装用すると、レンズがずれたり痛みを感じる場合もございます。眼科を受診して、ご自身のBCをしっかり把握しておくことをおすすめします。

使用期間

そのレンズを開封してから使用できる最長の期間を表します。開封からの経過日数であり、実際に使用した合計日数ではありません。

ワンデーは1日の内に1度でもレンズをはずした場合は再度着用することはできません。

1ヶ月後交換用のレンズを週に1度しか使用しなくても、開封してから1ヶ月後には破棄してください。使用頻度やケアにより、レンズの寿命には個人差がありますので、変形や曇り・傷などが生じた場合には、期間内でも新しいレンズに交換してください。

度数(PWR)

レンズの度の強さを示す数値です。(-1.00 -3.00 -4.75などで表示されています。)

-の数値が大きくなるほど、度数が強くなります。
±0.00は「度なし」と同等の扱いとなります。

含水率

レンズが含んでいる水分の割合を「含水率」といいます。一般的に含水率の高い素材ほど多くの酸素を通しやすく、低い素材ほど乾きにくいと言われていますが、角膜に供給される酸素の量やレンズから蒸発する水分量は、含水率だけではなく、厚さやデザイン、汚れ具合、使用環境によっても変化します。

終日装用

レンズをつけてから就寝前までに、必ずレンズをはずす使用方法のことです。

使用時間については、ご使用のレンズの説明書をよく読み、確認してください。

L/R

LはLeft(左)、RはRight(右)の頭文字であり、Lは左目用、Rは右目用のことです。

左右が同じ度数の場合や度なしの場合でも、眼病予防のため、左右混同して使用するのは避けてください。
カラーコンタクト以外の商品について

クリアコンタクトレンズ

カラーコンタクトレンズと同様、クリアコンタクトレンズは装用する度に清潔に保ち、装用しない場合は必ず清潔な保存液につけて涼しい場所で保管してください。

コンタクトレンズの装用期間と取扱い方法は眼科医の指示に基づき、添付の取扱い説明書をご参照のうえ正しくお使いください。

万が一、目に異常を感じられた場合は直ちに装用を中止してかかりつけの眼科医にて至急診察を受けてください。

1日の装用時間は最長で8時間以内でお使いください。

初めてコンタクトレンズを使用される場合、はじめの3日間は2-3時間程度その後、眼に違和感・異常などがない場合は1日1時間ずつ延長し装用していきます。

必ずレンズにあったケアを行い、コンタクトレンズを清潔に保つようにしてください。

ケア用品

  • MPS(マルチパーパスソリューション)
  • MPSはレンズの洗浄、すすぎ・保存が一本でできるケア用品です。
  • 過酸化水素系の消毒剤
  • 過酸化水素系の洗浄液は洗浄力が強く、カラコンの色素を溶かしてしまう可能性がありますので、使用しないでください。

レンズケース

  • レンズケースのケア
  • レンズだけでなく、レンズケースも清潔に保ってください。レンズを取り出した後は、古い液を捨ててケースの外側、内側、フタをよく水洗いしてください。レンズケースはその後しっかり自然乾燥させてください。

    【ご注意】
    レンズケースは約1ヶ月ごとの交換をおすすめします。
    最長でも3ヶ月使用したら必ず新しいケースと交換してください。

装着薬・装着液

目が乾いていたりして、装着しにくい場合や、装着した後レンズを目となじませる場合に使用します。

洗浄液

レンズやレンズケースを洗浄したり、保存する際に使用します。