

そもそも、「アーモンドプードル」ってなぁに?
お菓子の基本素材「アーモンドプードル」とは、アーモンドの粉末です。
タルトやフィナンシェ、クッキーやマカロンなど、幅広いお菓子の生地に混ぜ込むなどして使用できます。
アーモンドの風味とコクが加わることによって、お菓子がグンと美味しく仕上がりますよ!
Q.「アーモンドプードル」を加えるとどうなるの?
● 生地に混ぜることでアーモンドの風味とコクをプラスします。
また、しっとりさせたりサクサクの歯触りにしたりと、お菓子の食感や質に変化をつけることができます。
● 小麦粉と違い、グルテンを含まないのでサックリ仕上がります。
★使用する際は小麦粉全量のうち、20~30%をアーモンドプードルに置き換えるのがおすすめです。
● 軽くローストしておくと、さらに香ばしさが引き立ちます。
★170℃のオーブンで7~8分焼成してください
Q.「アーモンドプードル」と「アーモンドパウダー」は違うの?
「粉」のことを、英語では「パウダー」、フランス語では「プードル」と言います。
いずれにせよ「アーモンド粉」という意味であり、呼び方は違いますが同じものです。
ここがおすすめ!「USアーモンドパウダー(皮なし)」

United States
アーモンドパウダー
・原材料 アーモンド100%
・原産国 アメリカ産
アーモンドを特殊な方法でカットすることで、細かくふわっとした粒子になっています。
真空状態でメーカーより出荷されるため酸化が進んでおらず、風味も抜群です。
●皮を除去したアーモンドをメーカー独自の多段方式で粉砕することで、油にじみの少ないふんわりとした粉に仕上げています。
●薄い黄色で、皮つきのアーモンドプードルに比べ、お菓子の仕上がり色に影響を及ぼしません。
●お菓子にコクと香り、しっとり感をプラスしますが、主張しすぎないのでどんなレシピにも使えます。
おすすめレシピ
【パウンドケーキ】
生地に混ぜ込むとコクが加わりリッチな風味になります。適度な油分がプラスされることにより、しっとり仕上がります。
【クッキー】
粉類全量のうち20~30%をアーモンドパウダー(皮なし)に置き換えると、サクサクした食感が楽しめます。
【マカロン】
目の細かいアーモンドパウダー(皮なし)を使用すると、混ぜた時にメレンゲの気泡が潰れません。また、仕上がりの色が重要なマカロンには、絶対にアーモンドパウダー(皮なし)がおすすめです。
ここがおすすめ!「皮つきアーモンドプードル」

●皮まで粉砕してあるので、アーモンドの味が濃く、力強い風味とコクが特徴。
●生地色がダークになり香ばしく焼きあがるので、風味の強いフィリングとも相性が良い。
●素材の風味を生かした素朴でシンプルな味わいのお菓子におすすめ。
おすすめレシピ
【タルト生地】
さっくりした食感が際立つので焼きっぱなしのタルトに風味がマッチ!
【フィナンシェ】
皮つきアーモンドプードルの力強いコクと風味は、焦がしバターの風味に消されずお互いを引き立てあいます。
【ダコワーズ】
皮つきアーモンドプードルを混ぜ込んだ香ばしい生地が、サンドするバタークリームやガナッシュと調和し、コクのある美味しさを作り出します。
「皮つき」「皮なし」どっちがお好み?フィナンシェで焼き比べしました!
-
USアーモンドパウダー(皮なし)を使用
●焼き上がりの断面がフィナンシェらしい黄金色
●焦がしバターの風味を引き立てています。
●抹茶やココナッツなど副素材を入れる場合、焼き色・風味ともに調和が取れます。 -
皮つきアーモンドプードルを使用
●焼き上がりは皮のツブツブが見えて特別感があります。
●焦がしバターの風味にアーモンドの香ばしさが加わります。