開花の人—福原有信の資生堂物語(第五話)
209円(税込)
ロットナンバー
425900788
作品紹介
開花の人—福原有信の資生堂物語(第五話)
作品情報
徳川の世が揺らぎはじめた元治元年(1864年)、一人の青年が蘭方医学の私塾で学ぶため、安房国(現在の千葉県)から江戸にやってきた。その青年こそが後の資生堂を創業する福原有信だ。
有信は、窮乏する福原家を再興するという使命を帯びて、勉学に励む。当初は医師を目指していたが、ある時、1冊の本と出合う。その本はワートルの『薬性論』。この本が有信の後の人生を大きく変えていくのであった。
有信の真摯に学ぶ姿に、多くの人が感化され、そして有信を支えていく。そして当時の日本ではまだ受け入れられなかった「医薬分業」に取り組み、明治5年(1872年)西洋薬舗会社「資生堂」を創業する。これが2012年に創業140周年を迎えた、あの化粧品会社「資生堂」として羽ばたいてゆくのである。
本書は数々の苦難を乗り越え、自らの意思を貫いた薬師であり実業家である福原有信の人生を描く著者渾身の評伝小説である。
【第五話】
有信は「医薬分業」を目指して、新天地の海軍病院に移った。だがこの病院でも有信の理想とは程遠かった。そんな中、有信はかつての上司・松本良順と再開。有信は再び自分の進む道を考えはじめたのであった。
発売日 | |
配信方法 | ストリーミング、ダウンロード |
ファイルサイズ | 1MB |
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作品情報
タイトル:開花の人—福原有信の資生堂物語 (分冊版)
著者:山崎光夫
出版社:東洋経済新報社
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