ビジネスバッグといえば、横型で手持ちや斜め掛けができる、そんな形が主流でした。しかし鞄の形も、時代の変化とともに変わってきています。私服・スニーカーでの勤務や自転車通勤の方が増え、従来のビジネスバッグでは服装に合わなかったり、背負えないと不便だったりする方も多いのではないでしょうか。また、普段は車通勤でも出張先などで歩くことが多くなる方もいるため、ビジネスリュックの需要は年々高まってきています。そこで今回は、ビジネスシーンに必要な機能を多く備えたリュックを、海外と国内のシーンに分けてご紹介します。
海外では、やはり心配なのがスリや盗難ですよね。リュックは後ろが見えない分、気付いたらファスナーを開けられているのでは…という心配もあるかと思います。そんな不安を解消してくれるのが、オランダ発のXD DESIGN『Bobby』シリーズ。防犯性に特化した、まさに海外での使用にぴったりなビジネスリュックです。本体の表面は防刃性のある生地などが何層にも重ねられているため、カッターなどで切られても破れて中身が出てしまうことはありません。また、ファスナーが見えにくい構造になっているので、簡単に開けられる心配もございません。大切なものを仕舞えて、必要な時にはさっと取り出せる隠しポケットもついているので、携帯電話やお財布などは手に持たず、きちんと収納しておきましょう。
このリュックは防犯の面だけでなく、ビジネスバッグとしてもとても優れています。まずは、パソコンやタブレットを持ち歩く方のための、クッション付きの専用スペース。大きさに合わせて入れるスペースを選べたり、充電器やコードを仕舞えるポケットもついていたりと、持ち物をすっきりと丁寧に持ち運びできます。次に、重さを軽減し疲れにくくする設計のフォルム。パソコンや書類、飲み物などを入れて1日中背負い続けると、どうしても体に負担がかかります。そこでXD DESIGNでは、人間科学に基づいて、重さが分散され楽に感じられるよう工夫を凝らしました。実際に背負ってみると、そのフィット感や軽さが心地良いですよ。そして、スーツにも私服にも合う、スタイリッシュなデザイン。日本にはなかなかない、オランダならではのシンプルで洗練された見た目に魅了される方も多いです。
さて、日本のブランドも負けてはいません。鞄業界大手のエースより、ace.GENE『ガジェタブル』シリーズのビジネスリュック。1番のポイントはなんといっても、キャリーケースにセットアップできること！3WAYのビジネスバッグなどは横向きに取り付けるものが多いですが、このリュックは縦向きのまま通せるので、荷物が鞄の中で乱れることがありません。リュックをずっと背負っている必要もないので、荷物の多くなりがちな出張もスマートに過ごせます。
PC収納スペースは、フルオープンで見やすいつくりになっています。開けたときにパソコンが飛び出してしまわないように、マジックテープで固定できるようになっているので安心です。またアウトポケットも充実しているので、用途に合わせて細かく使い分けできます。ポケットの中にさらにポケットがついているというこだわりも。失くしがちなチケットや鍵などを入れておけるのは、とても助かりますよね。またこのシリーズのおもしろい点は、内装のドリンクホルダーです。メインを開ければ取り出せるのはもちろん、サイドポケットに繋がっているので、必要な時にさっと取り出せます。このような使う人のことを考えた気遣いが、さすが日本のブランドと思わせます。
より快適に仕事ができるようなビジネススタイルがメジャーになってきている現代。両手が空き、重い荷物も背負ってしまえるビジネスリュックで、ストレスフリーにお仕事をしてみてはいかがでしょうか。
ace.GENE
リュックサック