ウイスキー用語集

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香りや味わいについての言葉

ウイスキーの味や香りの表現には、普段は聞き慣れないものが多くあります。

えのき商店の商品の説明でよく使われる表現を中心にまとめました。

味や香りをうまく表現できれば、自分の好みもはっきりとわかるようになります。

美味しいと思うウイスキーの系統を見つけ、似た系統から次の1本を探してみてください!

スモーク系

ピーティ、ピート香

正露丸やヨードのような薬品香と、燻製のようなスモーキーさが混じり合った、ピート由来の独特のフレーバー。

ヨード

ヨード香は理科の実験で使うヨウ素液の匂い。

ピートに海藻が混ざるため、その海藻から付く匂いを指します。

海の香り、海藻の香り、潮の香りとも言い換えられます。

フェノール値

ピートを焚くことでつくピート香の強さの値。

 参考:ラフロイグは40〜45ppm、アードベッグは55ppm

ピート香りを味わうモルトウイスキー特集に、商品ごとのフェノール値を記載しています。

燻製香

ピートを焚いた時の煙が燻製由来の匂い。

しっとりと水分の感じられる香りが鼻腔に広がります。

ビーフジャーキーやかりかりに焼いたベーコンと表現されることもあります。

スパイス系

ブリニー

塩のような刺激的な香りや海水のフレーバー。

舌の上で塩が溶けた後の甘じょっぱい風味。

ヨードが海藻、正露丸のような磯の香りが漂うのに対し、ブリニーは純粋な海水、塩水の塩辛さです。

フルーツ系

エステリー

熟成による甘く華やかな香り。

花や果実の香味。

芳醇な香気や甘みもエステリーと表現されます。

穀物系

モルティ

焼きたてのトースト、ビスケットやコーンフレークといった穀物の香り。

ウイスキーの原料である麦芽の香りに手を加えた香味。

樽由来

ウッディ

深い森林を思わせる落ち着いた香り。

年数が感じられる樹木の雰囲気。

ナッティ

アーモンドやヘーゼルナッツ等を感じるオイリーな香味。

熟成する樽の木の香りと、麦の甘みが融合した時にできる調和のとれた香味を指します。

トフィー(タフィー)

トフィーとは、バターと砂糖を加熱して作る、キャラメルのような菓子のこと。

テイスティング表現としては、そのような甘味のこと。

飲み口

マイルド

まったりと柔らかい、優しいフレーバー。

飲む前は何種類ものフレーバーが感じられ、口の中に入れた時、それらの味わいがお互いをバランスよく引き立てあうもの。

リッチ、重厚

味わい豊か。コクがあり奥行きを感じさせるフルボディのもの。

樹齢を重ねた木のような重量感のあるウイスキー。

キレのある

飲み込んだ後にスッと消えていく特有の後味。

口当たりがよく、飲みやすくさっぱりとしたもの。

製造の流れと製造法や樽材料に関する言葉

製法の違いが、風味の違いを生みます。

商品のこだわりとして、商品説明に記載されているものをいくつかご紹介します。

製麦

製麦、モルティング

穀物を発酵させるためには、まず糖化させる必要があります。

ウイスキーの場合、大麦が発芽する際に生成される酵素の働きによって糖化を行います。

発芽させた大麦を「モルト(大麦麦芽)」といい、モルトを造ることを「モルティング」といいます。

フロアモルティング

製麦の際、発芽を均一に促すため床に浸麦した大麦を敷き詰めてシャベルで撹拌する作業。

現在では専門業者が機械で行うことが多いが、伝統的手法を守る蒸留所もあります。

ピート

植物が枯れて堆積し、長い時間かけて炭化した泥炭のこと。

製麦時、発芽させた麦芽を乾燥させるための燃料として使用される。

この時、付いた香りをピート香といい、スコッチ独特のスモーキーな香りとなる。

糖化→発酵→蒸留

糖化、マッシング

大麦のデンプンを糖に変化させ、発酵に必要な麦汁(ウォート)を抽出します。

発酵、ファーメンテーション

麦汁を20度前後に冷却し、発酵槽に移して酵母(イースト菌)を添加し、アルコール度数7〜9%のモロミを造ります。

蒸留、ディスティレーション

モロミを加熱してアルコールを気化させ、冷やして、度数の高い酒を抽出する。

蒸留したてのニューポット(蒸留液)は、無色透明で刺激の強いお酒です。

熟成

熟成、マチュレーション

樽で熟成させることで、琥珀色のまろやかな風味に仕上げます。

樽の木材から香り成分や色素成分が溶出することで、風味や色が付加されます。

カスク

ウイスキーを熟成させる樽の総称。

オーク樽

ウイスキーの熟成で使用される樽の一種。

楢(ナラ)材の樽。

淡い黄金色とバニラやナッツのような香りになります。

アメリカンオークとヨーロピアンオークで、風味に違いが出ます。

シェリー樽、シェリーカスク

ウイスキーの熟成で使用される樽の一種。

スペイン・ヘレス産の酒精強化ワインのシェリーの熟成に使われていた樽。

レーズンやアンズなどのフルーツ風味が加わり、甘みも強く飲みやすい。

オロロソシェリー樽

シェリー樽の一種。

アルコール度数17%まで酒精強化された琥珀色の濃厚でまろやかなタイプのシェリーである、「オロロソ」の熟成に使用されていた樽。

ポートワイン樽

ポルトガルで造られるポートワインの樽。

カシスのような香りと甘味、熟成感が強くなり、粘性を帯びる。

バーボン樽、バーボンカスク、バーボンバレル

バーボンを熟成させた樽。

バーボンは内側を焦がした新樽しか使用できないため、1度使ったバーボン樽はスコッチなどの熟成に再利用される。

ミズナラ樽、ジャパニーズオーク

ウイスキーの熟成で使用される樽の一種。

サントリーが、世界で初めて用いた。

舌の上では堅実、飲み下したあとにキャラメルのような香りが残ります。

ファーストフィル

シェリーやバーボンの熟成に1度使われた樽で、初めてスコッチの熟成に使用する樽のこと。

1度スコッチ熟成に使用した後の樽は「セカンドフィル」「サードフィル」となる。

リフィル樽

スコッチ熟成に1回以上使ったことのある、セカンドフィル以降の樽。

サードフィル以降は、熟成する際、酒質に及ぼす樽材の風味の影響が少なくなることから「プレーンカスク」ともいう。

瓶詰め

瓶詰め、ボトリング

熟成を終えた原酒は、樽ごとに仕上がりが異なるため、品質を一定に保つため、複数の樽の原酒を混ぜます。

レシピが決まると、樽から中身を出して、フィルターにかけて余分な不純物を取り除きます。

さらに加水して、アルコール度数を調整した後、ボトルに詰めます。

シングルカスク、シングルバレル

1つの樽のみから瓶詰めされたウイスキー。

樽ごとに異なる風味をダイレクトに味わうことができる。

シングルモルト

単一蒸留所で造られた、複数の樽のモルトウイスキー原酒を混ぜて瓶詰めしたもの。

※アメリカでは法での決まりがないため、単一蒸留所で造られただけでも表示することがある。

ヴァッティング

モルトウイスキー同士、あるいはグレーンウイスキー同士を混ぜること。

ブレンディング

モルト原酒とグレーン原酒を合わせること。

カスクストレングス

加水せずに、樽出し状態のアルコール度数でボトルに詰めたもの。

アルコール度数が50〜60%程度。

※通常は加水してアルコール度数を40%に調整する。

ウッドフィニッシュ、後熟

新たなフレーバーを付与するなどの目的で、通常の熟成後(ヴァッティングやブレンディングをした後)に、さらに別の樽に移し替えて追加熟成させることです。

チルフィルタリング、冷却濾過

低音になると白濁する成分を除去するため、一度ウイスキーを冷却し放置した後に濾過する工程。

この成分もフレーバーの一つのため、冷却濾過しない「ノンチルフィルタリング」のものもあります。

その他の言葉

商品の説明で使われることがある用語です。

ノンエイジ

熟成年数をラベルに表示していないウイスキーのこと。

近年のウイスキー人気により、原酒不足となっていることへの対策で、供給が安定している。

熟成年数の縛りがないため、若くて上質な原酒を自由に使え、ブレンダーの手腕が存分に発揮される。

ブレンダー

ウイスキーのブレンディングやヴァッティングを行う、熟練のウイスキー職人。

樽ごとの原酒の個性を把握し、バランスよくヴァッティングやブレンディングを行う。

複数のブレンダーがいる企業では、「マスターブレンダー」と呼ばれるリーダーがいる。

インディペンデント・ボトラーズ

独立瓶詰め業者。

蒸留所から樽でウイスキーを買い、独自に瓶詰めして販売する会社。

ブランド例:モリソン&マッカイ、 ベリーブラザーズ&ラッド、 ケイデンヘッド



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