ショパール関節捻挫とは、足の甲にある関節内で靭帯が損傷し痛みを感じる疾患をいいます。
重症化すると周りの靭帯も損傷し、重症化する恐れがあるため、リハビリはしっかり行わないといけません。
原因
ショパール関節捻挫の原因は、ジャンプの着地で足を捻ったり、スポーツで急な展開をしたり、バレエでつま先立ちの状態で長い時間負荷が掛かったりすると発症します。
負荷がかかると、関節をつないでいる靭帯が部分断裂を起こし、ショパール関節捻挫(リスフラン関節捻挫)を起こす原因となります。
バレエでのつま先立ち
症状
足の甲に痛みを生じます。
歩行時、運動時に痛みを障子、安静にしている間は痛みが治まります。治療をせずに放置すると、土踏まずが機能しなくなります。 そのため、吸収しきれずにその衝撃が外側靭帯に伝わり、最終的に外側靭帯を損傷することになります。
治療
医療機関では、患者さんの状態に適した固定剤など医療用品を用いて、
RICE処置
が行われます。
ギプスやサポーターを用いて、足首のブレを抑え、歩行や運動の訓練を始めます。
それでも症状が緩和されない場合は手術になります。
RICEとは?
R
est
:患部を動かさず、安静にすること。
I
ce
:冷却すること。
C
ompression
:患部を圧迫することで、内出血や腫れを防ぎます。
E
levation
:患部を心臓より高い位置に上げること。心臓より高い位置にあげることで、内出血や腫れを防ぎます。
Rest・Ice・Compression・Elevationそれぞれの頭文字をとって「RICE」と呼びます。
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